のだめカンタービレ #18 (18)二ノ宮 知子
講談社 刊
発売日
音楽のよろこびにあふれています 2007-08-22
面白いですねえ。
話題になって幾星霜、昨日ようやく1巻から一気読みしました。
実際の音楽やってる連中なんてキツイ奴ばっかりデスヨ(←のだめ語がうつってしまった)
バレエとかもシビアですが、総じて芸術の世界はきつい。
てゆーか、そのくらいでないと食ってけないデス。
しかし。
こんな面白い音楽漫画は初めてデス。
日本の音大を舞台にした前半も楽しいですが、井の中の蛙。
パリを舞台にした後半は、より、音楽への憧憬や官能に素直ですね。
学生の姿勢も、質も高い。
感心するのは、オーケストラの弾き手や千秋たちの至福の表情。
なんというかリアルだし、紙面から音楽が聴こえてくるようです。
実際はこんなのほほんとしたばかりの世界ではないですが、悪意で展開しない物語の運びもいいですね。
高橋留美子や大石静の脚本みたいですがすがしい。
日本編から一貫して音楽で食うこと、について控え目ながら言及している点も地に足付いてる印象を与えます。
角度によって千秋が時々金聖響に見えるのは私だけでしょうか。ははは。
それにしてものだめのタフなこと。ちょっとした言葉くらいで「傷ついた」とか言う人の多い昨今、思わず脱力します。
自分ばかり被害者意識に陥るなよって。
自分が傷ついた分、誰かを傷つけてるんですから。
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